NAとターボ

NAとターボとスーパーチャージャーの長所・短所を簡単に説明します。

NAとは?

ピストンが下がるときの負圧を利用してパワーを出すエンジンのことを自然吸気エンジン、略して「NA」と呼ばれています。NAとはナチュラル・アスピレーションと言ったり、ノーマル・アスピレーションと言ったりします。

NAの長所

NAの短所

代表的車種

ハチロク 
86(トヨタ)

200馬力を7000回転で、20.9kg・mのトルクを6600回転で発揮します。
NAのスポーツエンジンは普通のエンジンよりも回転数が高めで、最大馬力・トルクが発揮されます。

NAエンジンのイメージ


エンジン回転数 イメージ
800rpm
アイドリングからアクセルを踏み込みます。
1000〜2000rpm
アクセルにすぐ反応して車が加速しはじめる。
2001〜5500rpm
息継ぎもなくスムーズに回転は上がるがまだパワーが少ない。正直、かったるい感じ。
5501〜7500rpm
エンジン音が高まると共に一段とパワー・トルクが出る。一番気持ちいい所。
7501〜8000rpm
パワーのピークは過ぎたので、アクセルをいくら踏んでいても、ただエンジンが回っているだけ。
8001〜8500rpm 回転数リミッターが効き、もう回転は上がらない。
※AE101 レビン 1600cc 馬力:160ps/7400rpm トルク:16.5kg-m/5200rpm のイメージ

ターボとは?

NAでは無駄に排出されていた排気ガスのエネルギーで羽根(タービン)を回転、コンプレッサーも回転され空気を圧縮して燃焼させてパワーを出します。NAエンジンよりもより大量のガソリンを一度に燃焼させることができるので、パワーが出ます。

ターボの長所

ターボの短所

代表的車種

GT-R
GT-R(ニッサン)

550馬力を6400回転で、64.5kg・mのトルクを5800回転で発揮します。
3800ccで550馬力出せるのはターボのおかげです。

ターボエンジンのイメージ


エンジン回転数 イメージ
750rpm
アイドリングからアクセルを踏み込みます。
1000〜2000rpm
ブーストがかかりはじめているが、非常に加速はにぶい。
2001〜6000rpm
一気にターボ全開という感じで2000回転台からパワー・トルクが一気に出る。一番おいしい所。
6001〜6500rpm
まだパワーは出ているが…。
6501〜9000rpm
パワーのピークは過ぎたので、アクセルをいくら踏んでいても、ただエンジンが回っているだけ。燃費の無駄。
9001rpm〜

回転数リミッターが効き、もう回転は上がらない。

※コペン 660cc 馬力:64ps/6000rpm トルク:11.2kg-m/3200rpm のイメージ

スーパーチャージャーとは?

エンジンで発生したパワーを利用して、コンプレッサー(スーパーチャージャー)を回転させて空気をシリンダーに圧縮して送って馬力を出します。現在の日本車で採用されているのは非常に少ないです。

スーパーチャージャーの長所

スーパーチャージャーの短所

代表的車種

フォルクスワーゲン ゴルフ 
ゴルフ(VW)

1400ccエンジンにターボとスーパーチャージャーを組み合わせて、140馬力、トルク25.5kg・mを発揮する(TSI Highline)。低回転時はスーパーチャージャーが動作し、高回転になるとターボが動作する。