追加メーターとは

ブースト計、水温計、油温計、油圧計などの追加メーターは、見た目にも機能的にも満足度が高いパーツです。そんな追加メーターを取り付ける意味や役割を簡単に紹介します。

追加メーターは必要なの?

街乗りや普通の高速走行くらいでは必要ありません。では、なぜ車好きは追加メーターを装着したがるのか。主な理由は大きく分けて次の2つです。

前者はインテリアのドレスアップのため自己満足になります。愛車を自分好みの仕様に近づけていくと車生活が楽しくなります。

標準の水温計

後者は追加メーターが必需品と思い取り付けます。例えば、多くの車に標準でついている水温計というものがあります。エンジンをかけたばかりで水温が低いときは「C」の位置をメーターの針が指しています。水温が温まってくると、針が「H」と「C」の中間を指します。

標準の水温計というのは、とてもアバウトに作られています。その中間の位置から水温が10度上がっても、針が動くことはまずありません。具体的に何度以上上がると針が「H」方面に動き出すかはわかりませんが、中間の位置から上がったときには時すでに遅しで、あっという間にオーバーヒートしてしまうそうです。

また、最近の車は水温計自体がないものもあります。水温が冷えている時、逆に熱くなりすぎている場合にのみ、メーター内にランプが点灯します。

後付の水温計では現在何度くらいなのかがわかりますので機能的に優れています。

追加メーターの種類

様々な種類の追加メーターがあります。ブースト計、水温計、油温計、油圧計、バキューム計、回転計(タコメーター)、排気温度計、空燃比計、燃圧計、電圧計など、聞いたことがあるメーターから初めて聞いたメーターもあるかと思います。

当然、全部のメーターを取り付ける必要はありません。お金もかかりますし、メーターを取り付けるスペースもないでしょう。つけると便利、また見ていて楽しい追加メーターだけピックアップします。

ブースト計

ブースト計

ターボ車におすすめなメーターです。ブーストメーターやターボメーターと言ったりもします。正圧(過給圧・ブースト圧)と負圧(バキューム圧)の両方を測れるメーターを「連成計」と呼びます。ブースト計のほとんどが連成計というパターンが多いです。とにかく、見た目も針がよく動いて楽しいですし、機能的でもあります。

ブースト計があると、ターボのかかり具合がわかり、規定値よりもブーストがかかっていない、ブーストがまったくかからないなどトラブルの発見にも役立ちます。

負圧の方は、エンジンの調子や燃費走行等に役に立ちます。アクセルを踏んでいない、少しだけ踏んでいる時の針は負圧側を指しています。

水温計

水温計

水冷エンジンになくてはならないLLC(ロング ライフ クーラント)の温度を測るメーターです。上記でも説明しましたが、標準でついているものを、より詳細に測っているメーターです。

サーキットなどで全開走行を繰り返していると水温が高くなってきます。水温が高くなりすぎると、エンジンパワーも落ちますし、最悪エンジンブローの危険もあります。

水温が低い時のアクセル全開もあまりよくありません。

水温の適正値は車種によって違いますが、一般的なエンジンでは70〜95度と言われています。

油温計

油温計

エンジンオイルの温度を測るメーターです。

水温と同じく、サーキットなどで全開走行を繰り返していると油温も高くなります。油温が高くなりすぎると、オイルが本来の性能を発揮できなくなり、最悪オ−バーヒートになります。

油温の適正値は車種によって違いますが、一般的なエンジンでは70〜110度と言われています。

油圧計

油圧計

エンジン内部を循環しているエンジンオイルにかかる圧力を測るメーターです。オイルの劣化具合を知ることができます。油温計とどちらを取り付けるか迷ったら、あまり全開走行をし続けないのであれば、油圧計のほうが便利かもしれません。

エンジンオイルは劣化すると油圧がかかりずらくなります。アクセル全開時にいつもより油圧がかからなくなったらオイル交換を。

バキューム計

バキューム計

NAエンジン車におすすめなメーターです。ブースト計でも説明した、負圧(バキューム圧)を測るメーターです。アクセルの動きにあわせてピコピコ動くので見ていて楽しいですし、燃費走行にも一躍買います。

アイドリング時やアクセルを少ししか踏んでいない場合は負圧側に針が振れていますが、アクセルを強く踏み込むと針は 0 を指します。

電圧計

電圧計

車に流れている電圧を測るメーターです。追加メーターの中で値段が安い方で、そこそこ実用的です。針はピコピコ動かないので、動きを求める方には向いていません。

通常(12V車)電装品をあまり使用していないときの電圧はだいたい14.0〜14.4V近辺です。電圧が下がりすぎている場合は、バッテリーや、配線のショート等を疑います。

機械式と電気式の違い

追加メーターには、機械式メーターと電気式(電子式)メーターがあります。

機械式の長所・短所

電気式の長所・短所

クルマ何でも掲示板 過去ログNo.7791 も参考にしてください。

取り付けは自分で可能?

機械式も電気式もホースや配線をエンジンルームから車内に引き込まなければならないので多少の知識と腕が要ります。また、それぞれのホースや配線をどこに割り込ませるのかも事前によく調べておかなければいけません。

ブースト計やバキューム計、電圧計はがんばればDIYでも取り付け可能です。水温計、油圧計、油温計などはプロに任せた方が無難です。

速度計(スピードメーター)の追加メーターはないの?

アナログのスピードメーターはメーターパネル一式を交換するタイプが多いです。追加のスピードメーターとなると様々なデータを表示できる多機能なデジタル式が主流です。中には故障診断コネクタにただ差し込むだけで使うことができるものもあります。

TRUST Greddy インテリジェントインフォメーター

標準のスピードメーターは、実際のスピードよりも速めに表示されています。デジタルメーターではECUから速度信号を直接取得するので正確なスピードが表示されます。