車のメーカー延長保証は得か?

日本車は通常、新車で購入した場合、メーカー保証が3年6万キロと決まっています。
そのメーカー保証を伸ばすことが有料で可能なことがあります。

ホンダの延長保証「マモル」

このページ作成時はホンダのフィットに乗っているので、ホンダの延長保証「マモル」について書いてきます。初回の車検が終わった時点でディーラーにメーカー延長保証の話をされました。初回の車検が終わったということは、新車で購入してまもなく3年が経過するということです。つまり、メーカー保証が切れるということになります。

そのメーカー保証を、17,000円(ディーラーで全ての点検を受けた場合15,000円。マモルAプラン)払って、あと2年間延長することができるという「マモル」に入らないかという話でした。電化製品でもよくありますよね。購入時にプラス料金を払うことで、3年や5年保証になったりすることをやっている店舗です。それと似たようなものです。

保証される内容

「マモル(Aプラン)」で保証される主な内容は以下となります。

メーカー延長保証に入ったほうが得なのか?

「マモル(Aプラン)」などのメーカー延長保証は、ある意味、生命保険や自動車保険と同じように考えたほうがいいです。何かあったときのための掛け捨ての保険と割り切りましょう。

もし、2年間の間にエンジンが壊れたり、エアコンが壊れたり、電動格納式ドアミラーが壊れたり、パワーウインドゥが壊れたりした場合など無料で直してもらえるのです。これらの修理費用は安いものでも3万円以上、エンジンなんて10万円以上は軽くかかります。まあ、壊れて欲しくはないですが、1回でもこちらの過失なく故障した場合はまず得になる計算です。車は工業製品ですからいつ壊れるかなんてわからないですからね。

制限が60万円までと決まっていますが、ディーラーの話によると、今まで60万円を超えた修理はないとのことですので、この点はまず心配いらないでしょう。

修理代金もタダになる上に、さらにその故障が遠方で起きた場合は、レッカー費用、自宅までの交通費、宿泊代まで保証してもらえます。わたくし、旅行先でドアミラーを壊されたことがあるので(自損事故、もらい事故は保証対象外です)、もしもの場合はこの保証が役に立つでしょう。その場合、領収書を必ずもらっておきましょう。

各メーカーの延長保証

日本の自動車メーカーの延長保証を紹介します。

ちなみにレクサスは、元々、5年10万キロ保証となっています。

メーカーorディーラーは損していないの?

一見、ユーザー側が得するような気がしますが、メーカーorディーラー側は損をしていないのでしょうか。結論は損していないと思います。

現代の日本車は5年以内に重大な故障が起きる可能性はかなり低いはず。車の心臓部エンジンに至っては普通の使用方法では5年程度は元気です。例えば、50台が延長保証に入るとします。延長保証料金15,000円×50台=750,000円がまずディーラー側に入ります。新車から5年以内のエンジン故障率が2%(50台に1台)とし、その修理に30万円かかったとします。75万-30万=45万円となり、まだディーラー側に利益がある計算になります。

上記は極端な例ですが、メーカー側が5年落ち程度では高額な修理が必要となる故障は少ないと自信を持っているに違いありません。

この延長保証は、メーカーorディーラー側にも利益をもたらすし、ユーザー側もいざというときの保険として役に立つので、お互いがWin-Winの関係にあると思います。

5年以上経過した場合は?

2回目の車検を終えて、5年以上経過した場合も有料でメーカー保証が伸ばせることがあります。しかし、5年以上経つとさすがに各部の故障率が上がると思われるので、料金が高くなります。例えば、ホンダの「マモル Bプラン」ですと、35,000円(ディーラーで全ての点検を受けた場合30,000円)を払うと7年までメーカー保証を伸ばすことができます。ただし、保証対象部品が変わると思うので、よく確認してください。


(注)
保証内容、料金については自身で各メーカー、ディーラー、Webにて確認してください。
各メーカーの延長保証の名称は2009年4月現在のものです。